ニキビ改善美容液開発 福大

福島大共生システム理工学類の八代勉教授の研究グループは群馬県の金属化学会社と共同で、高濃度銀イオン水を使ったニキビ改善美容液を開発した。

今夏にも発売予定で、防腐剤を含まない安全性の高い美容液として注目を集めそうだ。

高濃度銀イオン水の精製技術を持つ群馬県の金属化学会社「テルフ」と八代教授の研究グループが合同で新技術を生かした商品開発を検討。

研究を委託した福島医大で30〜40ppmの高濃度銀イオン水がニキビ原因菌を死滅させるデータが得られたことから、研究グループが昨年10月からニキビを改善する美容液開発を進めていた。

銀イオン水は殺菌効果があるため防腐剤を配合する必要がないほか、人体への安全性が高いなどのメリットを持つ。

研究グループは美容液の効果などを検証し、販売会社の協力で3月までの製品完成を目指している。

容量は60ミリリットルで販売価格は1000円前後を予定している。

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