ワサビの抗菌作用に着目 加美の栽培園 せっけん発売

 宮城県加美町の「薬莱山葵栽培園」が、ワサビを練り込んだ「薬莱山葵石鹸」を開発し、町内の「やくらい土産センター」と「やくらい薬師の湯」で販売を始めた。ワサビの抗菌作用に着目したユニークな手作りせっけんで、加美町産ワサビのPRに一役買いそうだ。

 山葵石鹸は、オリーブやココナツ、やしの油など天然由来の素材だけを使用している。根茎だけを練り込んだものと、葉も練り込んだ2種類を販売している。

 奥田建設が運営する栽培園が、仙台市内の手作りせっけん工房のアドバイスを受けて開発した。製造は、同社が手掛けるレストラン「わさび茶屋」の工房で行っている。

 1個735円。3月中旬には、冬季休業を終えるわさび茶屋でも販売を始める。

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